10.夜
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続いて、この絵から「夜」を作ります。
まずは肌の部分です。
肌色の1段階目の肌色はそのまま変更せずに、2段階目以降の肌色のレイヤーを[フィルタ]→[色相・彩度・明度]を使用して、肌色から紫がかった色に変更します。基本的には「夕焼け処理」のときと同じですが、「夜」のほうが色を調整する箇所が多くなります。
続いて、ウサギのぬいぐるみです。
ウサギの白色はそのままに、影部分を紫がかった色に変更していきます。ずいぶんシックな色合いになりました。
服の部分にも「夜処理」を施していきます。
上着、スカート、エプロン部分それぞれのパーツのいちばん上のレイヤーに紫色のレイヤーを作り、レイヤーの[合成モード]を[スクリーン]に設定します。そして[不透明度]を70%ほどに下げると、全体的に紫色をまとったような感じになります。人物部分の他のパーツ、髪や目やリボンなども同様に[色相・彩度・明度]フィルタを使うか、[スクリーン]合成のレイヤーを上から重ねるなどして色調を変え、夜の感じを出します。
背景にも同様の処理を施します。
[色相・彩度・明度]で彩度を落とし、色相を紫色よりにして落ちつかせました。
今度は絵全体にフィルタをかけていきます。
合成モード[ハードライト]のレイヤーに、紫色のグラデーションを左から右にかけました。
同様に[ハードライト]合成のレイヤーに、くすんだ緑色のグラデーションを左から右にかけました。
合成モード[スクリーン]のレイヤーを作成し、左上方向にブラシをかけました。色は青色[不透明度]57%です。
合成モード[オーバーレイ]で右下方向にブラシをかけました。色は紫色[不透明度]100%です。
最後にもう1枚合成モード[スクリーン]で左上方向にブラシをかけました。色は紫色[不透明度]100%です。
これで「夜処理」は完成です。月夜に輝く美しい趣の絵になりました。
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本動画は1.1.0以前のバージョンで制作しています。
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