16.撫子の花の描写
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 3793回 総合評価 : 1件
閲覧数 : 3793回 総合評価 : 1件
1.撫子の花の描写
次に花を描いていきます。
(1)花の描画用に新規レイヤー(「花」レイヤー)を作成し、カスタマイズした[ベタ塗りペン]で花のシルエットを描写します。
シルエットが分かりやすいようにテクスチャのレイヤーを非表示にしてから作業します。
撫子の花はとても細かいので、主線よりも先にベタ塗りでシルエットを描きます。
筆圧に強弱を加えながら描いていきます。
(2)次に、花の模様を描いていきますが、この「花手前」レイヤーに直接描いていくため、模様がはみ出さないように、[レイヤー]パレット上部にある[透明部分をロック]アイコンをクリックして花以外の部分を保護しておきます。
カスタマイズした[ふわ塗り筆]でふわっと中心部分を白く塗ってから、同じくカスタマイズした[細部描画用鉛筆]で花の模様を描いていきます。
(3)「花」レイヤーを、顔や髪を描写したときと同じようにクリッピングフォルダ化します。
このクリッピングフォルダ内に「花線」レイヤーを新規作成し、花の輪郭をフチ取るように主線を描いていきます。
(4)最後に雄しべと雌しべを描きました。
(5)この作業をひたすら繰り返して花を増やしていきます。
今回は、花ひとつにつき、ひとつのクリッピングフォルダを使用しました。
花の描写が終わりました。
2.茎に陰影を付ける
茎に陰影にを付けて仕上げます。
(1)「茎」レイヤーをクリッピングフォルダ化し、フォルダ内に「茎陰」レイヤーを作成します。
このレイヤーに、カスタマイズした[水彩着色筆]で模様をつけていきます。
(2)[覆い焼き]ツールの[ツールセット]パレットから[覆い焼き(柔)]を選択し、茎の中心部分に光を当てるように描いて、立体感を出します。
(3)茎が仕上がりました。
コメント