遠田志帆のアナログ水彩風イラストの描き方、仕上げ方
使用したバージョン:IllustStudio Ver.1.2.0
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少女絵を描いている遠田志帆です。
デジタルで描いていても、テクスチャや塗り方で、アナログで描いたような質感を出すことができます。
今回の講座では、アナログ風に仕上げるテクスチャの付け方と、IllustStudio特有の、柔らかくて、色が良く混ざる水彩ブラシを使った塗り方を紹介します。
2014/8/10発売「遠田志帆画集 SHIHO ENTA ART WORKS」(新書館)に収録されています。
「4.ブラシの設定① 鉛筆ツール・ペンツール」「5.ブラシの設定② 水彩ツール・消しゴムツール」で解説しているオリジナルのブラシ設定「主線用鉛筆」「細部描画鉛筆」「ふわ塗り筆」「水彩着色筆」は「素材をさがす」からダウンロードできます。
「素材をさがす」の検索ボックスに作家名を入力するか、または「連載紹介素材」と入力して検索してください。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
最初に、アナログで描いたラフスケッチを、スキャナから読み込んでIllustStudioのキャンバスに配置します。
閲覧数 : 16452回
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3件
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
ここで唐突ですが、印刷した時にどのくらいの大きさになるかを、制作しながら確認できるように設定します。
閲覧数 : 4789回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
今回のイラストのテーマは、幻想的な朝焼けのなか、徐々に薄れていく月と、撫子の花です。ラフスケッチに色を加えて、色のイメージを固めます。
閲覧数 : 6731回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
[ツールセット]を元に、自分好みのブラシをカスタマイズしておきます。
IllustStudioにはたくさんのツールセットが登録されていますが、私が使用するのは主に7つです。
閲覧数 : 16854回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
[水彩]ツールを元に、カスタマイズしていくつかのオリジナルのツールを作成します。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
下描きに入る前にテクスチャを重ねますが、人物の顔のみ先に下描きをします。
一般的な方法とは順序が異なり不自然かとは思いますが、最後までお付き合いください。
閲覧数 : 9242回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
絵にアナログの質感を持たせるためにテクスチャを使用します。今回は自分でストックしている「板」と「水彩塗り」の2枚の画像をテクスチャとして使います。このふたつのテクスチャで、アナログの質感と幻想的な雰囲気を出します。
閲覧数 : 30163回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
線画や着色の工程に入る前に、私の基本的な線の引き方、下塗り、着色の方法を紹介します。
以降の工程はここで紹介する方法で描画していきますので、それぞれの工程での詳しい解説は省略します。
閲覧数 : 12533回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
立体感を意識しながら、目や鼻、唇等、立体になっている部分の頂点部分はやわらかく塗り、そうではない方の境界を残すことで、ふんわりとしたなかにもメリハリが出ると思います。
閲覧数 : 15749回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
髪を描画していきます。私が髪を一本一本描く理由は、よりリアルに描きたいということと、描くのが楽しいということ、あとは毛の量を濃淡と線の量で微妙なところまで調整できるという理由があります。
閲覧数 : 15519回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
顔は、描写しながら気付いた時に画面表示を左右反転します。
左右反転すると、反転前にどこか不自然に感じていた点が明確になり、デッサンの狂いに気が付きやすくなります。
閲覧数 : 8140回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
髪の色を調整していきます。
まず、髪の中でも一番外側(上側)にあって明るい部分になるレイヤーを、[色相・彩度・明度]フィルタレイヤーで調整します。
閲覧数 : 6159回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
顔に光を入れます。この作業をすることで、より立体的に見え、ぼやっとしていた塗りにメリハリがつきます。
閲覧数 : 8064回
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
顔が完成したので、次は身体を描いていきます。
はじめに描いたラフの上に新規レイヤーを重ね、身体のラフをもう一度描きます。
右足と左足がクロスするようにポーズを変えました。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/28
カスタマイズした[ベタ塗りペン]で、ざっと撫子のラフを描きます。
撫子のレイヤーは、人物の手前にあるものは人物を描いた「統合」レイヤーの上に配置し、奥の撫子は下に配置します。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
撫子の花はとても細かいので、主線よりも先にベタ塗りでシルエットを描きます。
筆圧に強弱を加えながら描いていきます。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/29
地面用にテクスチャを重ねます。地面に使用するテクスチャは、アクリル絵の具で作った画像で、地面のザラザラした質感を出します。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
完成のイメージにより近づけるために、個々で描写してきたものを全体とのバランスを見ながら調整します。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/28
カスタマイズした[水彩着色筆]で月の模様を描いていきます。月が空にうっすらと浮かび上がるような情景にしました。
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提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/29
地道に全ての花を全て描ければ一番良いのですが、人物の奥にある花はそれほど綿密な描写が必要ではないので、手前の花をコピーして増やしていきます。
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作者プロフィール:遠田志帆(えんたしほ) (サイトURL:http://www17.plala.or.jp/shiffon/)
秋田出身埼玉在住のイラストレーター。主な絵仕事は壁井ユカコ「14f症候群」「NO CALL NOLIFE」、綾辻行人「Another」(角川書店)、柴田よしき「朝顔はまだ咲かない」(東京創元社)、「百合アンソロジーひらり、」(新書館)表紙等。「公式IllustStudioステップ バイ ステップ」(ワークスコーポレーション)でメイキングを紹介。
このメイキング講座で制作された作品「東雲撫子」は
2014/8/10発売「遠田志帆画集 SHIHO ENTA ART WORKS」(新書館)に収録されています。
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