7.人物・背景塗り
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 6290回 総合評価 : 3件
閲覧数 : 6290回 総合評価 : 3件
基本的な塗り方は、暗い色を塗ってから明るい色を重ねていくという、いわゆる厚塗りスタイルです。
[スポイト]ツールで下地の色を拾いながら[エアブラシ]ツールで少しずつ塗り込みます。
前回の線画と下塗りを統合したレイヤーを「背景」レイヤーとして、新規に「人物」「手前サンゴ」レイヤーを作成して着色します。
着色の段階でのレイヤー構成は下図のようになります。
1.人物の着色
人物は、頭部→身体といった順序で塗っていきます。
(1)顔部分を拡大表示し、[スポイト]ツールで色を拾います。
POINT
作業中に使うと便利なショートカット
キャンバス表示の拡大や[スポイト]ツールでこまめにキャンバス上の色を拾いたいときには、ショートカットを使用すると便利です。
■ショートカット(キーボードでの操作)
[虫めがね]ツールの一時切り替え(拡大) | [Ctrl]+[Space]+クリック |
[虫めがね]ツールの一時切り替え(縮小) | [Ctrl]+[Alt]+[Space]+クリック |
[スポイト]ツールの一時切り替え | [Alt]+クリック |
(2)[1.使用エアブラシの設定]でカスタマイズしたオリジナル[重ね塗りエアブラシ]で、周りの色となじませるように塗っていきます。
(3)最も明るく見せたい部分(例:頬部分)は、オリジナル[描き込み用エアブラシ]でふわっと柔らかく塗ります。
このように、基本的には[1.使用エアブラシの設定]でカスタマイズした2種類のオリジナルブラシを使い分けてどんどん塗っていきます。
■広い面積を塗る場合:オリジナル[重ね塗りエアブラシ]
■細部・ハイライトを塗る場合:オリジナル[描き込み用エアブラシ]
2.背景の着色
背景のサンゴも、基本的には人物と同じように描いていきます。
(1)背景は水の中ということもあり、ハッキリクッキリとは塗らずに、ぼかし&うすめの色合いで塗ると自然な感じになります。
(2)背景の中でも、奥にあるパーツほどふわっとぼやかすように、オリジナル[描き込み用エアブラシ]を使って塗ります。
(3)ある程度塗り終わったら、各レイヤーを1枚に統合します。
コメント