提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/29   
閲覧数 : 2096回 総合評価 : 3件

細かい塗りもれを修正した後、画像全体にアンチエイリアス処理を施します。

■塗りもれ修正

細かい塗りもれは、必ずと言っていいほど発生します。
これらをピクセルレベルで修正します。

[レイヤー]パレットで「着色」レイヤーを選択します。
塗り漏れしているドットの近くの色を[スポイト]ツールで取得し、[ペン]ツールで塗り漏れを潰します。


画像全体をチェックして修正します。


■線画に色を付ける

線画の色を、濃い茶色に変更します。
今回は、線画とベタを別々のレイヤーに分けて作画したので、線画の色を変更する前に、レイヤーを統合しておきます。
※レイヤーを統合する前に[表示]メニューベクターレイヤーの[アンチエイリアス]がオンになっていることを確認します。


[レイヤー]パレットで「線画」レイヤーと「ベタ」レイヤーを選択します。


[レイヤー]メニュー→[選択中のレイヤーを結合]を選択し、以下の設定でレイヤーを結合します。


[レイヤー]パレットで、結合元の「線画」レイヤーと「ベタ」レイヤーは非表示にしておきます。


[カラー]パレットで濃い茶色を選択した状態で、[編集]メニュー→[特殊な描画]→[線の色を描画色に変更]を実行します。

 


線画に色が付きました。

線画に色付け



これでイラストは完成です。
意図通りのグラデーションを作成するための等高線を描くコツをつかむと、グラデーションを利用した作画が手早く行えます。

完成イラスト
クリックすると拡大します。
コメント
マフモフ 2014/11/16 06:55
わかりやすく、勉強になりました。
翠河 2014/04/01 19:19
勉強になります