1.プロット
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まず、素材となる画像をキャンバスに読み込ませ、[色調補正]や[移動と変形]などを行い、画面の構図や色味を考えます。ただ、色調補正系のフィルタや変形処理を何度も繰り返すと次第に画像が劣化してしまいますので、この段階で読み込む素材は構図を作るためだけのものと考えてください。構図が決まった後で再度素材を読み込みます。
1.画像を用意する
(1)[ファイル]メニューから[新規作成]を選択し、キャンバスを作成します。作例では用途をWEB用と考え、新規キャンバスを1600px×1200px、72dpiで作成しました。
(2)素材画像を読み込みます。[ファイル]メニュー→[読み込み]→[画像ファイル]を選択します。[ファイルを開く]ダイアログで使用する画像を選択し、[開く]をクリックします。
(3)[処理選択]ダイアログで[ラスター]を選択し[OK]をクリックします。素材画像がレイヤーとしてキャンバス上に読み込まれます。
(4)素材画像の不要な背景部分をおおまかに切り取ります。[ツール]パレットから[投げなわ]ツールを選択し、[ツールセット]パレットで[投げなわ選択]を選択します。
(5)[投げなわ]ツールで、読み込んだ画像の必要な部分だけを大雑把に選択します。
(6)選択範囲が決定したら、[選択範囲ランチャー]の[選択範囲外をクリア]をクリックして切り抜きます([選択範囲外をクリア]は右クリックメニューや、ショートカットキー[Shift+Delete]からも実行できます)。
2.画像を配置する
[移動と変形]の[拡大・縮小]などで素材のサイズや配置を調整します。
(1)[編集]メニュー→[移動と変形]→[拡大・縮小]を選択します。
(2)赤い枠の四角いハンドルをドラッグして拡大縮小します。
(3)また、赤枠内にカーソルがある状態でドラッグすると、変形対象の画像を移動できます。
(4)[移動と変形プロパティ]の[左右反転]で左右を、[上下反転]で上下を反転することができます。
大体の配置ができました。
3.色味を合わせる
素材ごとに色味が違うと色の統一感に欠けるので、[色調補正]系のフィルタを使用して色味を調整します。
(1)[フィルタ]メニュー→[レベル補正]を選択します。
(2)入力でコントラストを、出力で明るさ(濃度)を調節することができます。また、[設定]のリストからRGBと各チャンネルを選択できます。
▲をドラッグして、おおよそ狙った色に調節していきます。
4.人物と背景を入れる
この時点ではあくまでイメージなので、テクスチャを「使うかもしれない」程度の感覚で貼り付けます。テクスチャ画像は予め用意しておいたものを使用します。
(1)[ラスター]レイヤーを新規作成し、大体の人物と背景を描きます。
(2)[ファイル]メニュー→[読み込み]→[画像ファイル]を選択し、効果テクスチャを貼り付けます。これで、絵のイメージは大体固まりました。
レイヤー構成はこのようになっています。
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