2.パース定規を設定
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ラフをもとに、遊具を作画するためのパース定規を作成します。
1.パース定規を作成
(1)[レイヤー]パレットの[新規レイヤー作成]アイコンから、[定規レイヤー]を選択します。
[定規]リブに定規レイヤーが作成されました。
今回は、パースに沿った図形を複数のレイヤーに分けて描画したいので、[サブ定規]ではなく、[定規]レイヤーを作成しました。
(2)[定規]メニュー→[パース定規]→[3点透視を作成]を選択します。
定規レイヤーにパース定規が作成されました。
2.パース定規を下描きに合わせる
パース定規を下描き上のパースに合わせます。定規を編集する方法は大きく分けて2つあります。
[パス編集]ツールと、定規ハンドルです。
今回は定規ハンドル機能を使って、パース定規のガイド線を調整し、下描きのパースに合わせます。
(1)[定規]メニュー→[パース定規]→[アイレベルを水平に固定]のチェックを、はずします。
[アイレベルを水平に固定]のチェックがオンだと、斜めに傾いた構図でパースを合わせにくくなります。
(2)定規ハンドルが表示されていない場合、[定規]メニュー→[定規ハンドルの表示]を選択し、定規ハンドルを表示させます。
①消失点
視界の中で奥へと延びる平行線が収束する点です。パースの基準となります。
②センターポイント
ドラッグすると消失点を中心にガイド線を回転、移動することができます。
この操作では消失点の位置は変わりません。
③ガイドハンドル
ドラッグすると、センターポイントを中心にガイド線を回転させることができます。
ガイドの回転に合わせて、消失点の位置が移動します。
(3)左の消失点から伸びるガイド線のセンターポイントを、下描き内の左奥へ収束する平行線上にドラッグします。
(4)(3)のガイド線が平行線の角度に合うよう、ガイドハンドルで調節します。
(5)他のガイド線も同様に、対応する平行線の角度に合わせます。
パース定規が下描きのパースにピッタリ合わない場合は、全体のバランスを崩さないように調節します。
(6)パース定規を調節し終えたら、[定規]メニュー→[定規ハンドルの表示]のチェックを外し、定規ハンドルを非表示にします。
下描きをもとに、パース定規を設定しました。
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