11.加工・色調補正
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だいたいの塗りが終わりました。
ここからは最後の仕上げ、加工に入ります。
手前にある文字のレイヤーを複製します。
レイヤーの簡単な複製方法は、ズバッと解決!図解探偵「レイヤーを素早く複製する方法」をご覧ください。
複製した手前文字のレイヤー「手前のコピー」レイヤーに[フィルタ]メニュー→[ぼかし]→[ガウスぼかし]でプレビューを見ながらぼかし加減を調節します。(今回は30.0)
このようになりました。
複製をしないでぼかしをかけると…
せっかく配置した文字の形が分からなくなってしまいます。
そこで、残しておいた元のレイヤーの[不透明度]を「50%」~「60%」にすることでちょうど良いぼかし具合になります。
中間の文字も同じように複製したレイヤーにぼかしをかけ、元のレイヤーの[不透明度]を下げます「80%」~「90%」奥にある文字は無加工です。
複製した手前と中間の文字を元のレイヤーに結合しておきます。
今度は全体の色味を調節します。
[グラデーション]ツールの[ツールセット]「描画色→無色(円)」を使い絵のふち部分に影を作ります。
新規レイヤーを一番上に作成し、画面中央からドラッグしてグラデーションをかけました。
グラデーションをかけたレイヤーの[合成モード]を[焼込カラー]に、[不透明度]を「40%」に変更して全体となじませます。
それでも少し浮いてしまうので、[編集]メニュー→[移動と変形]→[拡大・縮小]で用紙の外まで拡大し、影を薄めました。
文字も全体になじませます。
文字レイヤーの「中間」と「手前」レイヤーに[透明部分をロック]を設定します。
中間文字の全体と、手前文字の奥のほうに背景と同じ色を[エアブラシ]ツールでささっとかけ、さらに遠近感を出します。
また、下の白まるで囲った手前の部分が明るく浮いているので、[消しゴム]ツールの「軟らかめ」で先ほどと同じようにささっとかけて薄めます。
こうすることでより自然な色味の絵に変えていきます。
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