[8] フライパンに厚みを付ける
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1.押し出し
(1)先ほど作成した接続部分のオブジェクト「obj3」を[編集不可]にします。
そして最初に作成した「obj1」(フライパン本体)を編集可にしてください。
このオブジェクト(「obj1」)に厚みを持たせたいと思います。
(2)[オブジェクト]パネルで「obj1」レイヤーを[Shift]+クリックして、全て選択状態にします。
上部メニュー[選択部処理]→[コピー]を実行してクリップボードに現在の「obj1」のポリゴンを記憶させておきます。
※ショートカットで操作する場合は[Ctrl]+[c]
※コピーしたポリゴンは、少し後の手順で貼り付けます。貼り付ける前にメタセコイアを終了したり、別のオブジェクトをコピーしたりしないように、注意してください。
(3)ここからが重要です。
左メニュー[コマンド]→[面]→[押出 E]を選択します。[押し出し]パネルが表示されるので、[通常]になっている事を確認します。
(4)選択された面の上でマウスをドラッグしてみて下さい、ドラッグする方向によって内側や外側に新しい押し出し面が移動します。
この押し出し面をフライパンの内側に来るようにドラッグして下さい。
※「obj1」の選択を解除してしまうと、押し出しがうまくいきません。選択を解除してしまった場合は[オブジェクト]パネルで[Shift]キーを押しながら「obj1」をクリックして選択します。
オブジェクトを拡大縮小した場合と違って、フライパンの「フチ」ができていると思います。
下図を目安に、押し出し量は多くなりすぎないようにしましょう。(特に不都合はありませんが、とてつもなく分厚いフライパンになってしまいます)
2.モデリングの仕上げ
この押し出しで出来たオブジェクトですが、フライパンの内側になるには面の方向が間違っています。
(1)上部メニュー[選択部処理]→[面を反転]で面を反転させて下さい。
(2)そして上部メニュー[選択部処理]→[ペースト]を行うと、先ほどコピーした押し出し前のフライパンのオブジェクトが貼り付けられます。
※ショートカットで操作する場合は[Ctrl]+[v]
(3)ペーストされたオブジェクトは別レイヤー(「obj4」)に割り当てられるので、[オブジェクト]パネルでレイヤーを+ドラッグして先ほど押し出した「obj1」のレイヤーに合成してください。
(4)合成後、[オブジェクト]パネルで「obj1」レイヤーを選択した状態で、上部メニュー[オブジェクト]→[近接する頂点をくっつける]を[くっつける距離]=0で実行、頂点をマージして一つのオブジェクトにしてモデリングは終了です。
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