[3] 握りと鍔の間にある金具(縁)のUV展開

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
閲覧数 : 6523回 総合評価 : 4件

握りと鍔(護拳)の間にある金具(縁)のUV展開です。
[オブジェクト]パネルで表示、編集禁止のチェックを外し「縁」を編集可能にします。

 

1.自動展開

 

とりあえず[自動展開]を押してみます。
[コマンド]パネル→[UV操]でUV編集モードに入り・・・

 

[UV操作]パネル→[自動展開]を実行します。
良い感じに展開されたようです。

 

2.UV編集

 

ただ上面と下面の半円部分のUVをまとめたいので、上面下面のポリゴンを選択して
上面視点から[UV操作]パネル→[焼き込み]を実行して下さい。

(1)上面と下面のUVを選択します。

[UV操作]パネル→[面]、[選択]を選び上面と下面のポリゴンを[Shift]キーを押しながら一つずつ選択していきます。

 

上面が終わったら次は下面です。UV編集モードで視点を変える場合は、右クリックしながらオブジェクトをドラッグします。

 

上面と下面のポリゴンを選択しました。

 

POINT
[Shift]キーを押しながらクリックすると複数選択できます。

 

(2)[F2]キーで上面視点に変更し、[UV操作]パネル→[焼き込み]を実行します。

 

こうすることでUV領域を節約でき、テクスチャ解像度をかせぐ事が出来ます。
ホイールクリック(中ボタン)でオブジェクトの位置をずらしUVを確認します。

 

POINT

ホイールクリックが使えない環境の方は、右上の視点アイコンの[移動]をドラッグして下さい。

 

(3)UVはわかりやすい位置に移動させておきましょう。この段回ではUVの位置を気にする必要はありません。

[UV操作]パネル→[移動]をクリックします。
頂点をドラッグし適当な場所に移動させます。

 

4.側面のUV編集

 

縁のサイド面のUV編集は問題ありませんね?
握りの時と同じ方法で処理します。

(1)側面のUVを一つのUV群にします。

まずオブジェクトのポリゴンをクリックし、隣接するUVの位置を把握します。

 

(2)ドラッグしてUVを選択します。

 

(3)頂点をドラッグで移動させ右クリックマージ

 

(4) (1)(2)(3)を参考にもう一つのUVも結合します。

UV位置を把握

 

移動させて「右クリックマージ」

 

一部テクスチャ領域からはみ出していますが、これは後々調整するので、今はこのままにしておきます。

 

最後に縁オブジェクトを非表示、編集禁止にして縁のUV展開完了です。

 

次回、鍔と刃のUV展開について解説します。

コメント
Tomoshibi127 2017/10/11 11:25
4.6.2になったら『焼き込み』も見つからなくてちょっと難儀しましたが、まぁなんとか読み替えと移動場所を発見して、一応クリア^^;