提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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最後に、描き上げたテクスチャの解像度を512×512から256×256にリサイズし
"日本刀テクスチャ.bmp"で別名保存して材質の模様に設定しましょう。

(1)イラストスタジオで画像サイズを変更します。

[編集]メニュー→[キャンバス解像度の変更]をクリックし、幅、高さに「256」と入力し[OK]を押します。

 

 

(2)[ファイル]メニュー→[別名で保存]を選択し、保存名を「日本刀テクスチャ.bmp」に変更し[OK]を押します。

 

(3)材質に「日本刀テクスチャ.bmp」を読み込んで完成です。

 

以上でUV展開からテクスチャまでをモデルに適用することが出来ました。

ポリゴンだけでは不可能な表現も、テクスチャを使えば可能です。
そのためのUV展開ですが、モデリングと同様、慣れる事で上手く出来るようになると思います。どちらも大切なので、モデリングとセットで勉強していって下さい。

[補足]ComicStudio・IllustStudioへの書き出し

今回の日本刀をComicStudio・IllustStudioに用に書き出す方法をご紹介します。
※「体験版」では以後の操作は行えません。
※画面画像はComicStudioのものですが、IllustStudioでも同様の操作で読み込めます。

(1)[ファイル]メニュー→[名前を付けて保存]を実行します。

 

(2)「ファイル形式」で「Wavefront(*.obj)」を選択、任意の名前で保存します。

 

(3)[OBJ Export]ダイアログでは以下の通り設定します。

テンプレートを書き出してしまわないように「可視オブジェクトのみ」のチェックはオンにしておきます。
「大きさ」は「0.1」程度がComicStudioで読み込んだ際、ちょうど良い大きさです。

 

(4)ComicStudioを立ち上げ、[ファイル]メニュー→[読み込み]→[3Dファイル]を選択します。

 

(5)先ほど書き出した「obj」ファイルを指定し、開きます。

 

作成したオブジェクトがComicStudioで読み込めました。

POINT

読み込んだ状態では、テクスチャと陰影が両方表示されています。完成モデルと同じように表示するには3Dワークスペースの設定を変更する必要があります。

・カラー表示にチェックを入れる
・3Dプレビューレイヤーの色を「黒」に変更する
・陰影のチェックを外す

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