[6] 口の中-仕上げ
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作成した口の中を顔にくっつける前に、UV展開してテクスチャを設定しておきます。
先に顔にくっつけてしまうと、口の中だけ表示するのが困難になります。
(1)まずは口腔。作成時と同様、横方向からテクスチャに[焼き込み]で展開します。
[オブジェクト]パネルで「obj1」を[Shift]+クリック、口腔部分を全選択します。[材質]パネルでは「Skin」を選択しておきます。
この状態で、[選択部処理]メニュー→[面に現在の材質を設定]を実行。
[F1]キーで真横の視点に[UV操作]を選択、テクスチャ画像「Skin」の右上角付近のスペースに[焼き込み]ます。
(2)舌は上から。「obj1」を[Shift]+クリックで全選択。[F2]キーで上面視点に切り替え、先ほどの口腔の隣に[焼き込み]。
(3)歯も上から見た時が、一番面が均等に見えたので上から[焼き込み]します。
[選択]ツール→[接続面]で上の歯、下の歯をそれぞれ選択し、別々に焼き込みます。
(4)[UV操作]パネルの[移動]を駆使して、口腔、舌、歯を右上のスペースにまとめます。
歯は下図のように整列させてしまいます。
口の中は、口内、舌、歯がそれぞれ単色でかまわないレベルなので、テクスチャも最低限です。
展開もそこそこで。
展開図の作成方法の詳細は以下の動画をご覧ください。
(5)口腔、舌、歯がそろったところで、これらをまとめて、顔と繋ぎ合わせてしまいましょう。
[オブジェクト]パネルで、[Ctrl]キーを押しながら「歯」、「舌」、「口腔」オブジェクトをドラッグ、「顔(Face)」に重ねます。
最後にメニュー[オブジェクト]→[近接する頂点をくっつける]でオブジェクトをひとつにまとめます。
(6)口の中に色を塗るのを忘れていました。そこで、今度は口の中も展開図に含まれたテクスチャ展開図を出力し、イラストスタジオで口の中の色を塗ることにします。
「Face」オブジェクト、[Skin]材質を選択し、[コマンド]パネルで[UV操]を選択。
[UV操作]パネルの[ファイル出力]を選び、表示されている展開図を新しい画像ファイルに書き出します。
ここでは「Face展開図.bmp」としておきます。
(7)出力したこの展開図「Face展開図.bmp」と、顔のテクスチャファイル「Face.bmp」をイラストスタジオに読み込み、展開図を顔テクスチャに合成モード「乗算」で重ねます。
※口部分の完成見本
口の中は濃い赤、舌は「口の中より少しだけ明るい赤」、歯は両端を「グレー」に。
(8)口部分に色を塗り終わったら、[レイヤー]パレットで「展開図」レイヤーを非表示にしてから、また顔テクスチャに上書き保存([Ctrl]+[S])。
※再びメタセコイアに戻ります。
これで、口の中に色がついたと思います。見えませんが。
次回こそ、髪の毛の作成に進みたいと思います。でわでわ。
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