[2] テクスチャの書き込み(他ツール)
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一通りテクスチャをペイントしたところで、本格的にグラフィックソフトでの作業を行います。
突然テクスチャを、何のガイドも無く書き進めることは不可能でしょう。そこで、メタセコイアからUVの展開図の画像を出力し、絵を描く際のガイドにすることにします。
出力したい材質、オブジェクトを選んだ状態でUV編集に入り、パネル下にある[ファイル出力]を選択。ファイル名の[指定]ボタンを押し、展開図の出力先を選択します。このとき、ファイル名を入力する必要があります。「○○○○.BMP」と、拡張子「BMP」まで入力する必要があるので注意。
これで、UV展開図がBMP形式で出力されます。これをつかえば、使い慣れたグラフィックソフトで展開図をレイヤーとして読み込み、テクスチャを綺麗に仕上げることが出来ます。
この展開図出力機能では、現在選択中のオブジェクトの展開図しか出力されません。そこで、オブジェクトを切り替えて何回も出力するか、あるいは一時的に全てのオブジェクトをひとつに合成(オブジェクトパネル[他]→[全てのオブジェクトを一つに合成する]を選択)して展開図を出力し、その後アンドゥなどで合成をキャンセルするなどの方法を取ります。
展開図を使い、簡単にイラストスタジオでテクスチャを仕上げます。
グラフィックツールでは、テクスチャの画像サイズを変更することも可能です。
3Dでのテクスチャのルールは基本的に、縦横ピクセルは2の乗数(128,256,512,1024,2048,4096...)サイズ、正方形、というルールしかありません。また、UV座標は絶対値ではなく、縦横の長さに対する比率でデータ化されているので、テクスチャのサイズを大きい物、あるいは小さいものに差し替えるのは容易です。例えばテクスチャの解像度が縦横2倍の大きさのものに差し替えても、メタセコ側でデータ修正する必要はありません。
メタセコイア上で指定されているテクスチャファイル(BMP形式など)を上書きで保存すると、ほぼリアルタイムでメタセコイア上の表示に反映されます。(少し不安定ですが・・・)これで、仕上がりをこまめに確認出来ます。
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