[1] ボディのモデリング①

提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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1.プラグインとインストール方法
2.下絵&モデリングの準備
3.ボディのモデリング_その1
4.ボディのモデリング_その2

1. プラグインとインストール方法


 

今回のモデリング講座では、プラグインを用いて作業します。講座内で使用するプラグインは下記の6つです。講座を読む前に各リンク先からダウンロードして、メタセコイアにインストールしておきます。ダウンロードしたプラグインファイルは圧縮ファイルになっていると思いますので、まずはOS標準の機能や解凍ソフトなどで解凍します。解凍後のフォルダ内に入っている「プラグインファイル名.dll」という、拡張子「dll」のファイルを、「メタセコイアをインストールしたフォルダ」→「Plugins」の階層にある「Create」「Object」「Select」の各フォルダ内へそれぞれドラッグします。(プラグインの種類より、移動先のフォルダが異なりますので下記を参照の上、ファイルを移動させます。)なお、解凍後のフォルダにはプラグインの説明が記されているtxtファイルが収録されていますので、合わせて読んでおきましょう。

【せんせん】
作者:D/Haradaさん
http://d00.tv/metasequoia/plugin.html
■インストール方法
Bokotto.dll → Plugins/Createフォルダへ
Pasitto.dll → Plugins/Objectフォルダへ
Sensen.dll → Plugins/Selectフォルダへ

【Edge Extrude】
作者:mqdlさん
http://mqdl.jpn.org/sb.cgi?cid=1
■インストール方法
EdgeExtrude.dll → Plugins/Selectフォルダへ

【厚みをつけます】
作者:TAKさん
http://tumbling-earth.sakura.ne.jp/mqo/TAK_Solidify/index.html
■インストール方法
TAK_Solidify.dll → Plugins /Selectフォルダへ

【オブジェクトを連続複写】
作者:NAL.3さん  ※NAL.3さんのサイトは閉鎖中となりますが、現在は 松井さんのサイトにてプラグインの再配布が行われています。
http://mattaku.sa-ra-sa.com/html/download_p.html
■インストール方法
ntd_clone.dll → Plugins/Objectフォルダへ

【アウトライン】
作者:MASHさん
http://www.asahi-net.or.jp/~jv9h-msk/index.html
■インストール方法
outline.dll → Plugins/Selectフォルダへ

【ラインを四角形面化】
作者:MASHさん
http://www.asahi-net.or.jp/~jv9h-msk/index.html
■インストール方法
Line2face.dll → Plugins/Objectフォルダへ
Line2Face.ini → Metasequoiaをインストールしたフォルダへ

2.下絵&モデリングの準備


 

(1)まずはモデリングするギターの資料を集め、下絵を作成します。テクスチャアも描きますので、形だけでなく色等も分かる資料を集めておいて下さい。ギターは色も形も気に入ったので○イリのギターを作る事にしました。ギターの各パーツの名称はこのようになっています。モデルの尺も書いてありますのでモデリング時の参考にして下さい。


 

(2)まずプリミティブ[基本図形]から[四面体]を作成して参照用のテンプレートオブジェクトを作成します。


 

(3)作成後すぐに上部メニュー[選択部処理]から[面の反転]を実行して面を反転させてください。そして、画像の位置の辺を選択から削除してポリゴン面を半分に減らします。今回は正面、裏面、側面の下絵を用意しましたので、それぞれの視点変更に合わせて下絵が切り替わるようにテンプレートオブジェクトを設定します。


 

(4)次に材質を3つ作成し、それぞれテクスチャを読み込みます。
材質「下絵_正面」に「ギター正面.bmp」
材質「下絵_裏」に「ギター裏.bmp」
材質「下絵_横」に「ギター横.bmp」を登録、材質をConstantにします。


 


 

(5)材質を作成したら[F3]キーを押して正面視点に切り替え、見えているポリゴンに画面左の[コマンド]から[面]→[材質(M)]をクリックして材質を適用します。同様に[F1]キーを押して側面、そして[Shift]+[F3]キーを押して、背面にポリゴンにそれぞれ材質を適用します。これで視点変更に合わせて下絵が切り替わるようになりました。

(6)ただ、面を反転したときにUVも反転されてしまっているので下絵も反転されてしまっています。ここを修正しなければなりません。UV編集モードに入り材質「下絵_正面」が選択下にあるのを確認して、正面の面を選択状態にして[UV操作パネル]から[フリップ]をクリックしてUVを反転して下さい。同様の操作を側面、背面にも行います。これで視点操作と下絵がきっちり合うようになりました、テンプレートオブジェクトは編集不可にしておきます。


 

3.ボディのモデリング_その1


 

(1)ボディを作成していきます。このオブジェクトには不透明度「0.6」の新規材質を適用します。少し赤を入れると見やすくなるかと思うのでお好みで調整して下さい。

(2)基本図形(円筒)を作成、U方向に「32」を設定して下さい。サイズ・角度は作成後に調整していきます。


 

(3)作成後は、[回転][移動]ツールを使い、下絵のギターのサウンドホール部分へ位置を調整していきます。


 

(4)下図、赤枠内の頂点を選択し、削除します。


 

(5)早速プラグインを使ってみましょう。残った円を構成する辺を1つ選択して、プラグイン上部メニュー[選択部処理]から[せんせん]を実行します。下図、右のように辺から連続している辺が選択状態となります。


 

POINT

[せんせん]などのプラグインは使用頻度が非常に高いので、ショートカットに登録すると便利です。上部メニュー[ファイル]から[環境設定]を選択します。[環境設定]ダイアログが表示されるので、ダイアログ内の[キーボード]から[ショートカットキーの設定]をクリックし、ショートカットを登録します。お好きなキーに登録して下さい。


 

(6) 辺が選択状態のまま、別のプラグインを使用します。上部メニュー[選択部処理]から[Edge Extrude]を実行します。何も起こらなかったように見えますが、先ほど選択した辺の外側に新しい辺が作成されています。全く同じ位置に重なっている為、何も起こってないように見えます。上部メニュー[パネル]から[操作パネル]を呼び出します。{操作]パネルは[移動][回転][拡大縮小]操作を、このパネル上をドラッグ&ドロップする事で、実行する事が可能です。パネル中央上、[拡大縮小]を使い拡大してみましょう。選択された辺が広がって新しい辺が作成された事が確認できます。[操作]パネルは[移動]ツールでモデルの成形をしているときでも、ツールを切り替えることなく[回転][拡大縮小]操作を行う事が出来る非常に便利な機能です。


 

(7) ボディの上半分を成形していきます。[ナイフ]ツールの[接続面を連続切断]を使用して分割を上げ、[オブジェクト設定]から曲面タイプ2を分割数「2」で設定します。次に、[編集オプション]の[対称編集]にチェックを入れてから、[移動]ツールを使用し、下絵を参考に形を整えます。※ボディ上半分の下部のポリゴンが一部消えてしまいますが、問題はありません。


 

(8) ボディの下半分を成形していきます。下図、左のように、辺を選択してプラグイン、上部メニュー[選択部処理]から[Edge Extrude]を実行します。作成された辺を下絵に合わせ、ボディの一番下へ移動していきます。


 

(9)[ナイフ]ツール、[接続面を連続切断]を使用して、伸ばした部分の辺を9分割にします。


 

(10)下絵を参考に形を整えて行きます。作業の前に、[編集オプション]の[対称編集]にチェックを入れておきます。ここでの一番のポイントは外側の辺を[ベルト]選択した時、ループ状態になるように成形しなければならない事です。難しい作業となりますが、画像を参照しながら調整を行います。


 

4.ボディのモデリング_その2


 

(1)ボディ上面を複製して、ボティ下面を作成します。複製された下面に、穴は必要無いので塞がなければなりません。まず下絵に合わせ下面の位置を移動させ、サンドホールの位置の頂点を削除して下さい。


 

(2)ホール内側の辺を選択してプラグイン、上部メニュー[選択部処理]から[せんせん]を実行し、続けてプラグイン、上部メニュー[選択部処理]から[Edge Extrude]を実行します。[操作]パネルでX軸に縮小すると見やすくなります。これで穴を塞ぐ面が作成
されました。


 

(3)上部メニュー[選択部処理]から[頂点の位置を揃える]を使い、X=0の位置に頂点を揃え、近接する頂点をくっつけます。ホールの上部と下部に三角ポリゴンがある為穴が開いています。これを右クリックマージで調整して完成とします。※ホールの部分のポリゴンを削除しなければ良いのでは?と思われそうですが、[曲面タイプ2]は三角形ポリゴンが連続するところで穴が開いてしまう為、四角形ポリゴンで穴を塞いでいきます。


 


 

(4)[曲面タイプ2]で穴が開かないボティ下面が出来上がりました。欲を言えばこのようにポリゴンの流れを調整できるとベストです、出来なくても良いですが頑張ってみてください。


 

(5)先ほど作成した上面、下面を一つのレイヤーにまとめます。下面にあたるポリゴンを選択ツール[接続面]で選択して面を反転させます。


 

(6)上面、下面の間にポリゴンを貼りつけていきます。上面内、外枠の辺を一つ選択して、プラグイン[せんせん]を実行した後、プラグイン[Edge Extrude]を実行して下さい。[移動]ツールの状態でプラグインを実行すれば、そのままZ軸に移動する事が出来ます。


 

(7)この辺と下面の点を選択状態として、 [頂点の位置を揃える]を使い位置を揃え、[近接する頂点をくっつける]を使用して頂点をマージします。※マージした境界に穴があいている場合、頂点がマージされていない証拠ですので、上面から押し出してきた辺に右クリックマージを行います。


 

(8)作成したボディパーツを複製してから、ホールの部分の穴を作成します。※複製元のポリゴンは、ボティの枠を作成する時に使用しますので残しておきます。下図のように、ホールの頂点を選択して削除します。


 

これで、今回の講座分は終了となります。
次回は、ボディを完成させ、ボディとサウンドホールの枠のモデリングに入っていきます。

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