[4] パーツのモデリング②
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1.ネック&ヘッドのモデリング
2.フィンガーボードのモデリング
3.フレットのモデリング
4.ポジションマークのモデリング
1.ネック&ヘッドのモデリング
今回はまず、ネック&ヘッドからモデリングをおこなっていきます。
(1)下絵に合わせてプリミティブから四面体を作成します。このオブジェクトのモデリングには、青い材質を使用します。
(2)[ナイフ]ツールを使用し、横向きに切れ目を追加した後、下絵に合わせ正面から形状を整えます。
(3)[ナイフ]ツールを使用し、縦向きに切れ目を追加した後、左半分を削除します。ミラーリングを行いますので、[頂点の位置を揃える]を使用して切れ目上の点の座標を全てX=0に揃えておきます。
(4)[オブジェクト設定]ダイアログにて、[X]軸に対してミラーリングを設定します。側面より[ナイフ]ツールを使用して切れ目を追加した後、下絵に合わせ調整していきます。
(5)ある程度成形が出来てきたところで[オブジェクト設定]の曲面制御[Catmull-Clark]の分割数を「2」に設定します。ナイフツール[接続面を連続切断]を使って、エッジを立たせたり、形の悪い箇所を修正しつつ形を整えて完成です。
(6)最後に「ネック&ヘッド」とリネームして編集不可にしておきます。
2.フィンガーボードのモデリング
(1)ネックからポリゴンを流用して、フィンガーボードを作成します。コピー&ペーストしたポリゴンに黄色の材質を適用して、X軸に対してミラーリングを設定します。
(2)下絵を参考に[移動][拡大]ツールを使って成形します。形が整ったら[厚みをつけます]で厚みを付けます。[生成方向]を[表方向]にチェックを入れ、[厚み]に「1.3」を入力し[OK]をクリックします。X=0の軸に押し面が作成されているので、削除します。[厚みをつけます]で作成された面には材質が割り当てられないので同じ材質を割り当てておきます。厚みが付いたオブジェクトは別レイヤーに作成されるので、元のレイヤーは削除します。
(3)最後に[オブジェクト設定]ダイアログ内にて「フィンガーボード」とリネームして、編集不可にします。
3.フレットのモデリング
(1)フレットには赤い材質を使います。プリミティブから四面体を作成し、前面、側面より形状を整えます。
(2)四面体の前面のポリゴンを選択します。[コマンド]パネル→[面]から[押出]をクリックして、[押し出し]パネルから[べベル]を選択します。ポリゴン領域内で右クリックを行ったまま、マウスを画面右へドラッグをします。押し出し後[拡大]ツールを使用して、形状を調整していきます。
(3)複製を行い、下絵を参考にフレットを配置していきます。
(4)最後に[オブジェクト設定]ダイアログ内にて「フレット」とリネームして、編集不可にします。
4.ポジションマークのモデリング
(1)プリミティブから円筒を作成した後、下絵に合わせて、位置と大きさを修正していきます。このオブジェクトには赤い材質を使います。
(2) 複製を行い、下絵を参考にフレットを配置していきます。
(3) 最後に[オブジェクト設定]ダイアログ内にて「ポジションマーク」とリネームして、編集不可にします。
これで、今回の講座分は終了となります。次回は、ペグ(糸巻き)のモデリングに入っていきます。
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