[1] パーツを選択する
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切った貼った曲げたをする前に、まず手首や表情のパーツを選択します。
最近の可動フィギュアは手首や表情パーツが複数付属していて、TPOに合わせて差し替えていろいろな情景を作ることが出来ます。3DCGでも、様々なパーツをあらかじめ作っておけば、必要に応じて切り替える事で、楽に様々なポーズを作る事が出来ます。毎回指を動かすなんて面倒すぎます。使いまわしを考えましょう。
サンプルファイル「3-1」には、[オブジェクトパネル]内の「表情」「手首」に、いくつかの別パターンのモデルが含まれています。元の「顔」、「手首」オブジェクトを非表示にして、表示を切り替え、とりたいポーズにあったパーツを選んでください。
[オブジェクト]パネルで表示を切り替え、良い組み合わせが見つかったら非表示の(不要な)オブジェクトは[削除]します。
作例で使うパーツは顔が「半笑い」、右手が「手首指差し」、左手が「手首グー」です。
でも、右手と左手は同じオブジェクトなので、別々の形にはできませんよね?
そこで、それぞれのオブジェクトから不要な部分を削除します。
(1)[オブジェクト]パネルで「手首指差し」を選択、[選択]ツールで左手部分を囲みます。
誤って他のオブジェクトを削除しないように[現物]のチェックはオンにしておきます。
(2)[Delete]キーで削除します。
(3)今度は[オブジェクト]パネルで「手首グー」を選択。[選択]ツールで右手部分を囲み、[Delete]キーで削除します。
これで手首が左右別々の形になりました。
他の3Dデータの追加
今回の作例では使用しませんが、サンプルファイル以外のファイルから、部品を追加することも出来ます。
別のファイルからパーツを読み込むには、[Ctrl]+[I]で読み込みメニューを開くか、メタセコイアのウィンドウ上にファイルをドラッグします。
オブジェクト名がダブったりする場合もありますが、取り合えず読み込んでから、必要ないオブジェクトは非表示にするか削除。
使えるパーツは拡大縮小、回転、移動して、画面のキャラに合わせます。
ドラッグ&ドロップで読み込んだ時は「[オブジェクトを挿入]として、編集中のファイルに追加する」を選択。
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