[4] リングを繋いで顔のポリゴンを作る

1.面張り(仮)

リングをつないで、顔の中心部を作ります。

(1)[コマンド]パネルから[面張り]ツールを選択し、目の中心部から、面を伸ばして左側とくっつけます。
中心に近いほうの頂点がセンター付近に来る位置まで面を伸ばします。

[面張り]だけでは角度がついてしまっているので、[移動]ツールで離れている方の頂点を中心軸付近に移動します。
（大体あっていればOKです）

(2)同様に一つ下の面も拡張します。

まず[面張り]ツールで面を伸ばしますが、ここでは[吸着]機能を使い、面を隣の面とくっつけます。

マウスをドラッグして中心付近に面を伸ばしたら、そのまま指を離すのではなく、マウスの右ボタンをクリックします。すると、伸ばした面の頂点が、他の面に引き寄せられて「吸着」します。

この「吸着」（スナップと言っても良い）は、非常に便利で応用幅が広い、メタセコイアの基本機能です。面張り時以外にも、面や頂点を移動させるときに、移動の決定を右クリックで行うことで、近接する他の頂点にくっつけることが出来ます。

(3)[移動]ツールで、センターから離れている方の頂点の位置を中心側に寄せて形を整えます。

(4)再び[面張り]ツールを選択し、伸ばしてメガネのようになった中心から、まっすぐ下へ面を伸ばします。

ここでも、[吸着]機能で伸ばしてきた面と唇の上端をくっつけます。

(5)[コマンド]パネルで[移動]ツールを選択し、伸ばした面の、吸着しなかったほうの頂点も、唇のリングに吸着させます。

こうして出来た面は、顔の中心の「鼻筋」になります。

(6)今度は鼻筋の面から、横へ面を伸ばします。目のリングと唇のリングをつなぐように[面張り]で面を伸ばし、[移動]で点を吸着させて、隙間が無いように面を貼りあわせていきます。

(7)同様に、次の面も[面張り]→[移動]の順で作成していきます。
下まぶたを沿うように、耳へ向かって面を貼ります。