提供者 : セルシス    更新日 : 2015/06/30   
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ポリゴンモデルでは、平面の画像を様々な用途でモデルに貼り付けることで、単なる単色平面板のポリゴンに質感を加えます。この、モデルに絵を貼りつけることを「マッピング]、貼り付ける画像のことを「テクスチャ」と呼びます。

マッピングには、模様、色彩要素のマッピングのほかに、反射率のマッピング、凹凸をつけるマッピングなどがあります。メタセコイアでも模様のほか、透明度、凹凸(バンプ)のマッピングに対応しています。(ただし、凹凸マップはプレビュー画面に反映されないので設定しても無意味です)

 

これから行うテクスチャ作業の7割は「モデルのどこに、画像のどこを貼るか」の割り当て作業となります。正確に言うと”モデルを構成する面の頂点ごとに、テクスチャ画像内の一点を対応させる”作業です。この、モデルの頂点にテクスチャ座標を設定することを「UV展開」と呼びます。

 

テクスチャ画像の「場所」を示す座標は、「UV座標」と呼ばれています。グラフィックソフトでは一般的に、横方向はX,縦方向はYで座標が示されますが、3Dの世界では既に、モデルの座標を示すためにXYZを使っているので、テクスチャ画像の座標軸には横がU、縦がV、あわせて「UV座標」「UV展開」と呼称します。

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