[2] 辺による浮動ボーンの設定
提供者 : セルシス
更新日 : 2015/06/30
閲覧数 : 20701回 総合評価 : 3件
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今組んだボーンの人体では、手足をつまんで動かすと、全身がグネグネ動いてしまい、使い物になりません。これは、全ての骨が親子構造で接続されていることが原因。例えば腕の先を動かした際にIK(インバース・キネマティクス)が全身に伝達されてしまうからです。
これを防ぐためにIKの範囲を設定します。方法は「ボーンを親と直接接続せず、辺で接続する」こと。
肩を構成するボーンを、ナイフで少し削ります。身体側の四角形を削除し、背骨と腕を分断。
続いて、肩と胸ボーンを[面の生成]の[辺]で繋ぎます。
こうすることで、腕は身体から(親子関係を保ったまま)切り離され、IKが身体まで伝播しなくなります。この切り離されたボーンを「浮動ボーン」と呼びます。
同様に脚も処理します。腿と腰を繋いでいた骨盤部分のボーンを削除し、代わりに辺でそれぞれを接続します。
再びボーンプラグインを起動。動きを確認してください。少しはコントロールがマシになったと思います。
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