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描きやすいブラシを見つける・調整する【iPad版】

提供者 : セルシス    更新日 : 2017/11/08   
閲覧数 : 6174回 総合評価 : 2件
使用したバージョン:CLIP STUDIO PAINT Ver.1.6.9(iPad)

iPad版のCLIP STUDIO PAINTでペンやブラシなどの描画するための道具(ツール)を使用する方法を紹介します。
また、自分に合うペン・ブラシの探し方、設定の調整方法なども合わせて解説します。

[1]指・ペンの設定
-専用ペンで描画する場合の設定
-ワコムスタイラスペンの設定
[2]描画系ツールの使い方
[3]CLIP STUDIO ASSETSでブラシ素材をさがす
[4]筆圧調整
[5]描き味の調整方法
[6]初期収録ペン・ブラシの紹介


CLIP STUDIO PAINTの設定や基本操作については以下の講座をご覧ください。

CLIP STUDIO PAINTの各機能の詳しい設定や使い方についてはマニュアルをご覧ください。

[1]指・ペンの設定

CLIP STUDIO PAINTの指とペン操作の設定は、初期状態では指で描けるように指とペンで同じツールを使用するように設定されています。

Apple PencilやBamboo Sketchなどの専用のペンで描画する場合は、指とペンで別の操作ができる状態に変更しておくとよいでしょう。

■専用ペンで描画する場合の設定

[コマンドバー]にある[指とペンで異なるツールを使用]をタップしてオンの状態にしておきます。

■ワコムスタイラスペン設定

Bamboo Sketchを使用する場合は、以下の設定を確認しておきます。

①[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[ワコムスタイラスペン]→[ワコムスタイラスペン]にチェックが入っている状態にします。

②[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[ワコムスタイラスペン]→[ワコムスタイラスペン設定]を表示して利き手を設定します。
※利き手を設定するとペンの描画位置が調整されます。また、(上向き)(下向き)についてはペン先の方向が上下に偏っている場合に設定します。

[2]描画系ツールの使い方

iPad版の初期設定のインターフェースでは、描画スペースを広く取るために各パレットが格納された状態で配置されています。
ツールなどを選択する場合は、各パレットのアイコンをタップし、ポップアップ表示して操作します。

基本的なツールの使い方を[鉛筆]ツールを例に紹介します。

①[ツール]パレットから [鉛筆] ツールをタップします。

②[サブツール]パレットのアイコンをタップします。[サブツール]パレットが表示されたら、[濃い鉛筆]をタップします。

③[ブラシサイズ]パレットのアイコンをタップします。[ブラシサイズ]パレットが表示されたら、ブラシサイズを選択します。

④[ツールプロパティ]パレットのアイコンをタップします。[ツールプロパティ]パレットが表示されたら、必要に応じてツールの設定を行います。
※[ツールプロパティ]の設定項目については、[5]描き味の調整方法をご覧ください。


POINT

[サブツール]パレットの内容は、[ツール]パレットで選択したツールに応じて変わります。
[ツールプロパティ]パレットの内容は、[サブツール]パレットで選択したサブツールに応じて変わります。

[3]CLIP STUDIO ASSETSからブラシをダウンロードする

CLIP STUDIO PAINTのペン・ブラシは、初期状態で収録されているものがありますが、どんなブラシが自分に合っているのか、まずは他の人が作ったツール設定を使ってみるのもよいでしょう。

他の人が作成したペンやブラシのツール設定は、ブラシ素材としてCLIP STUDIO ASSETSにたくさん公開されています。
以下の手順でダウンロードしてPAINTに読み込むことによって、簡単にいろいろな設定のブラシを使うことができます。
※CLIP STUDIO ASSETSを利用するには、無料の会員登録が必要です。

  新規会員登録する  

■1.CLIP STUDIO ASSETSで素材をダウンロードする

①上部の[コマンドバー]にある渦巻き模様の[CLIP STUDIO]アイコンをタップして、CLIP STUDIOを表示します。

②CLIP STUDIOが表示されたら、左側メニューから[素材をさがす]をタップします。

③ブラウザが起動して「CLIP STUDIO ASSETS」が表示されます。

④上部の検索窓右側にある[詳細]をタップし、表示される種類から[ブラシ]を選択します。

⑤ブラシ素材が表示されます。検索窓の下にあるボタンで[人気順]をタップすると、人気のある素材がわかります。

⑥素材一覧の中から気になる素材のサムネイル画像をタップして詳細を表示します。詳細に表示されている内容を確認したら、右上の[ダウンロード]ボタンをタップしてダウンロードします。

■2.ダウンロードしたブラシ素材を確認する

①ブラウザからCLIP STUDIOの画面に切り替えます。
[CLIP STUDIO PAINTへ戻る]をタップしてPAINTの画面に戻ります。

②[素材]パレットのアイコンをタップし、[素材]パレットを表示します。
パレットのツリー表示から[ダウンロード]をタップし、先ほどダウンロードした素材が格納されていることを確認します。

■3.ブラシ素材をサブツールに登録する

ダウンロードしたブラシ素材を[サブツール]パレットに登録します。

①はじめに、ダウンロードしたブラシを登録する[ツール]と[サブツール]パレットを決めます。ブラシ素材は[サブツール]パレットならどこでも登録することができますが、ツールの種類を合わせておくとよいでしょう。

②登録したい[サブツール]パレットを表示したら、パレット下部にあるクリップボードのアイコンをタップします。

③タップすると、[サブツール素材を読み込み]ダイアログが表示されます。表示される一覧から登録するブラシ素材を選択して[OK]をタップします。

④[OK]をタップすると一旦すべてのパレットが閉じますが、②で選択したパレットを開くと、ダウンロードしたブラシが登録されています。

[サブツール]パレットに登録されたブラシ素材は、他の初期収録サブツールと同様に使用することができます。

同じ手順でいろいろなブラシ設定や素材を試して、自分に合ったブラシを見つけましょう。

[4]ペン・ブラシの筆圧調整

自分の筆圧に合わせてペンのタッチを調整します。

CLIP STUDIO PAINT は、ペンやブラシのごとに筆圧を設定することもできますが、ここでは、筆圧を使用するすべてのツールに対して筆圧のかかり方を調整できる機能を紹介します。

■筆圧検知レベルの調整

①[CLIP STUDIO PAINT]メニュー→[筆圧検知レベルの調整]を選択して[筆圧検知レベルの調整]ダイアログを表示します。

②[調節を行う] がオンになっていることを確認し、[1つのストロークで調節を行う] または、[複数のストロークで調節を行う]を選択します。この状態で強弱を意識して、キャンバス上で描画します。

筆圧カーブの形によってペンの硬さ、軽さが変わります。

③[OK] ボタンをタップすると、すべてのツールに筆圧の強さに合わせた設定が適用されます。

しばらく絵を描いてみて、違和感があれば再度設定するといいでしょう。

POINT サブツールごとの筆圧調整
[筆圧検知レベルの調整]ではCLIP STUDIO PAINT全体のペンのタッチ(筆圧)を調整しますが、ツールごとに筆圧を調整することもできます。<br> 各サブツールを選択した状態で[ツールプロパティ]パレットから[筆圧設定]の筆圧カーブ調整します。

[5]描き味の調整方法

ペン・ブラシなどの描画系ツールは設定を細かく調整することができます。
実際の紙とペンで描くときに自分に合った道具を選ぶように、デジタルでは設定で調整します。

■1.[ツールプロパティ]パレット

ペン・ブラシの描き味は、主に[ツールプロパティ]パレットで調整します。

①[ブラシサイズ]
線をどれくらいの大きさで描くかを決定します。キャンパスサイズや自分の筆圧に合わせて調整しましょう。

②[不透明度]
ツールの不透明度を調整します。数値が低ければ低いほど薄く描画されます。

③[アンチエイリアス]
ツールのアンチエイリアスのかかり方を 4段階から選ぶことができます。印刷用のモノクロマンガの線画を描く場合は、「無し」に設定しておきます。

④[手ブレ補正]
手のブレを補正してなめらかな線に修正する機能です。数値が大きいほど滑らかに補正されます。

■2.[サブツール詳細]パレット

さらに細かい設定を行いたい場合は、[ツールプロパティ]パレットの右下にある、サブツール詳細で調整します。
例えばこんなことが設定できます。

①ブラシ先端
[硬さ]・[厚さ]・[向き]などが調整できます。

②補正
[手ブレ補正]のほかに、[後補正]や[はらい]などが調整できます。

③入り抜き
描き始めと描き終わりの線の太さを調整したり、ストロークの速さによって入り抜きを調整することができます。

ペンの設定を変えて描いて自分になじませてみましょう。設定を変えれば自分だけのペンができます。
[ツールプロパティ]と[サブツール詳細]パレットについては、以下で詳しく解説しています。

・機能解説!トラの巻「ツールのカスタマイズ」
・機能解説!トラの巻「サブツール詳細パレットを使いこなす①基本」
・機能解説!トラの巻「サブツール詳細パレットを使いこなす②描画ツール」

[6]初期収録ペン・ブラシの紹介

初期収録されているペン・ブラシにどのようなものがあるのか、ピックアップして特徴を紹介します。カスタマイズする際の参考にしてください。

■マンガ用のペン

[ペン]ツール→[ペン]→[リアルGペン]や[ざらつきペン]は、アナログ風の実際の紙とインクで描いたような、少しザラザラとしたタッチを表現できます。

■デッサン用の鉛筆

[鉛筆]ツール→[鉛筆]→[デッサン鉛筆]は、ペンの傾きによって太さが変わるため、デッサンを描くときの画用紙を均一に塗るようなタッチを再現できます。

■水彩風ブラシ

[筆]ツール→[水彩]→[不透明水彩]は、筆圧の強弱によって濃淡を表現することができます。

[滑らか水彩]は、あらかじめキャンバスに置かれている色を水でにじませるような表現ができるサブツールです。淡くぼかしたいときに有効です。

■厚塗り用ブラシ

下地の色の上に新たに色を塗り重ねていく塗り方を厚塗りといいます。

[筆]ツール→[油彩]サブツールグループ→[油彩平筆]は、平筆のタッチを出しながら色を塗り重ねていくことができるサブツールです。
筆圧の強弱により色に濃淡をつけることができます。

[色変化]は筆圧の強弱により描画色と背景色の混合比を変えて描画できるサブツールです。

■毛筆

[筆]ツール→[墨]グループには、毛筆のような力強いタッチを出す事ができるサブツールが収録されています。

[ややかすれ]は筆のタッチを出しながらエッジにかすれをだすことができるサブツールです。

[粗め]は筆の荒いタッチを再現したブラシでエッジが薄墨のようにかすれる効果のでるサブツールです。

初期収録されているサブツール以外に、「素材をさがす(CLIP STUDIO ASSETS)」では、プロのイラストレーターさんが設定したブラシ素材を多数公開しています。ダウンロードして使ってみましょう。

<秋鮭筆>

<混色なし(サイズ変化)>

<筆ペン01>

<カスタムGペン>

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